はじめに 滝川市出身の日本画家・岩橋英遠は北海道の江部乙屯田兵村に屯田兵の長男として生まれました。この画家の歩みをたどることは、この地域に生きる人々の生活と、その歴史を知るための貴重な記録であると私たちは考えています。 本書は明治の北海道の開拓農村の姿をたどり、芸術家が長年、表現として取り組んだふるさとの風景との対話に対して思いをめぐらし、さらにふるさとの子供たちとの交流の記録などをおさめています。 社会資本も整わない質素な農村から、すぐれた芸術的感性を持つ青年が育まれた環境とはなんだったのでしょうか。 我々のまとめはその問いに十分にこたえるものではありませんが、画家・岩橋英遠とふるさととの交流の様子を知るひとつの資料として本書を作成しました。 2004年12月31日 岩橋英遠とふるさと編集委員会 |
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も く じ はじめに 第1章 江部乙村と岩橋英遠 第2章 「道産子追憶之巻」に寄せて 第3章 ふるさとの子供たちとの交流 第4章 時空を超えて 資料 1.画家のことば 2.同人誌 「ほうが」から あとがき |
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編修・発行 岩橋英遠とふるさと編集委員会 〒073-0022 滝川市大町3丁目1-22-504(河野方) 価格:消費税込み1,260円。送料:200円 |